「ハゲは医者に頼らず我流で治せ」毛活の記録②
昨年は『プロペシア』を約4か月ものあいだ服用したものの目に見える効果がなく、あえなく中断。今年1月27日から毛活に再挑戦し、2種類のハゲ薬を服用しはじめたところで前号のブログは終わった。
今号はその続き。このブログの更新をサボっているうちに毛活再挑戦から6か月も過ぎているではないか。はたしてその効果のほどは!?
AGA治療のゴールデンコンビは実質上の後発薬 先発薬と比べて効果はそのままで価格は4分の1!?
今年1月27日からほぼ毎日服用しているハゲ薬は、『Finpeciaフィンペシア』1mg(インド『シプラ』社製)と『Noxidil Forteノキシジル・フォルテ』10mg(タイ『TO Med』社製)という2種類の錠剤。
フィンペシアはハゲの原因だと言われる男性ホルモンの過剰分泌を抑える効果が期待できるという。先発薬のプロペシアと同じ成分だが厳密にいえばジェネリック薬ではないらしい。
ノキシジル・フォルテは、頭皮などの毛細血管を拡張して血液の循環をよくする効果が期待できるという『ロニテン』(ファイザー社)のジェネリック薬だ。
この2つを併用すれば相乗効果が見込めるらしいので、AGA(男性型脱毛症)治療のゴールデンコンビと言われている。
今はネット通販で簡単に買える時代。日本の業者に注文後、わずか1週間でシンガポールから空輸便で届いた。しかも価格は日本のクリニックを受診して先発薬を処方してもらうよりも4分の1ほどとコスパも高い。
ただし注意しなければいけないのは、いずれも日本では未承認薬だということ。偽薬も多く出回っているというから健康被害の危険性もある。購入はあくまで自己責任で。
このブログは私、個人の感想です。これらの薬を決して勧めているわけではありません(私が服用中の薬も本物かどうかわからないことだし)。
効果絶大!? 2か月で毛が濃くなった!
この2種の薬のスタンダードな服用方法は次のとおり。
①起床後、フィンペシア1錠とノキシジル・フォルテを半錠(5mg)を服用する。
②就寝前、ノキシジル・フォルテ半錠(5mg)を服用する。
*ノキシジル・フォルテを一度に1錠(10mg)服用するのは効果が高すぎるため、朝晩で半分ずつの服用が望ましいことがポイント。
私はこの2つの薬を毛活の先輩から教わった(もちろん自己責任)。上記の服用方法も十分レクチャーしてもらったうえでだ。ところが、明るい未来を想像して浮ついてしまった私は、服用方法をすっかり忘れて、最初の2か月間は毎朝フィンペシア1錠とノキシジル・フォルテ1錠(10mg)を服用してしまっていた(夜はなにも服用していない)。
その結果どうなったのかというと、毛髪よりもまず体毛に変化が現れた。私はもともと体毛も薄いのだが、鏡で自分の顔を見ると産毛やヒゲが濃くなっているのが分かる。髭剃りは3日に1度のペースでよかったのが今では2日に1度、できれば毎日が望ましいほど。さらに指先、手の甲、腕、脇の毛も濃くなった。一方、なぜか陰毛やすね毛などには影響は感じられなかった。
前述したように、ノキシジル・フォルテは毛細血管を拡張する効果が期待できる。ただしそれは頭皮だけに限らないのだ。私はこのまま全身毛むくじゃらになるかもしれないという恐怖心と同時に、この効果が頭皮に届きさえすればフサフサも夢ではない、と期待した。
昨年、プロペシアを服用したときは性力減退という副作用があったが、今回はなかった。ノキシジル・フォルテの効果が相殺してくれたのだろうか。よくわからない。
毛髪も生えてきたような気がする
私の場合、前髪の生え際よりも頭頂部の薄さが気になっていた。最初の1か月ほどは期待に胸を膨らませて合わせ鏡で頭頂部を確認することが習慣化していたが、変化は感じられなかった。この2つの薬の効果が期待できるのは服用から最低3か月。1か月やそこらで変化が見られないことはわかっていたが、どうしても見てしまっていた。とはいえ、1か月を過ぎるとチェックの頻度も減っていった。
そして、スタートしてから3か月後に頭頂部を確認すると、産毛のように細くて柔らかかった毛の1本1本が、なんとなく濃く太くなっている気がする。いや、確実に毛がたくましくなっている。希望的観測ではない。散髪するまでの期間や光の反射などももちろん考慮している。
6か月が経過した今、確かに私の毛髪は成長している。百聞は一見にしかず。成長の記録を収めた写真でご確認を。
写真の大きさや光量でわかりづらいが、確かに頭皮があまり透けて見えなくなっているはずだ。それは毛が太く濃くなっている証に違いない。
毛活から6か月。毎日服用していたら1か月前にはなくなっているはずのフィンペシアが、あと10錠残っている。何度も服用をサボっていた証拠だ。決して毛活を諦めたからではない。寝不足や二日酔い、風邪気味など体力が弱っているときに果たして服用していいものなのか、健康被害が出てくるのではないかという多少の不安があったからだ。
私は今後もこの2つの薬で毛活を続ける。これだけ生えたという自覚があるというのに、まだ誰も「増えた?」と指摘してくれない。私は誰かにかまってほしいんだろう。
「あいつ、最近、髪の毛が増えてない? ズラなんじゃね!? クスッ」
と、第三者に後ろ指をさされることが当面の目標だ。
*このブログはあくまで個人の感想です。私が体験した薬を第三者に勧めません。