移民都市・深圳をゆく その17「深圳最大の工場は、工場というよりも一つの町だった」 2018/02/24 敷地内にはスーパーからファーストフード店、病院、学校まで 深圳には、iPhoneやiPadなどのアップル製品を下請けで製造している台湾系企業の富士康科技集団(フォックスコン)の工場がある。電子機器製造の場合は「下請け」と [...続きを読む]
移民都市・深圳をゆく その16「中国のお節料理といえば?」 2018/01/20 あと1ヵ月もしないうちに、旧暦の新年である「春節」(チュンジエ)を迎える。2018年は2月16日が初日である。中国では公式には前日の15日から22日までの1週間が春節休みとなっている。 ところが実際には、春節の2週間 [...続きを読む]
移民都市・深圳をゆく その15「中国のマクドナルド第1号店は深圳にあった」 2017/12/17 深圳は香港のすぐ隣にあるということもあり、国外の飲食チェーンが、北京や上海といった大都市を差し置いて、深圳に先に進出してくることもある(香港はまた別格の存在なので、中国本土において、ということで話を進めていく)。 代表的 [...続きを読む]
移民都市・深圳をゆく その14「大気汚染により徐々に霞んでいった深圳の空」 2017/10/29 中国の大都市における大気汚染については、日本でも広く知られている。首都の北京では、あまりの空気の汚さに、家族連れで駐在していた日本人サラリーマンなどは、自分だけ北京に残り、家族は日本に帰国させたケースも多い。上海にも近く [...続きを読む]
移民都市・深圳をゆく その13「毎日イミグレを通って香港の幼稚園・学校に通う中国人児童たち」 2017/09/21 深圳と香港の間にあるイミグレでは、平日の朝と夕方の時間帯、ランドセルのようなリュックを背負った幼稚園生や小学生たちが一列に並んで歩いている姿を見かける。この子たちは、深圳から香港の幼稚園や学校に通う越境児童たち。これぞ深 [...続きを読む]
移民都市・深圳をゆく その12「深圳と広州を結ぶドル箱路線の特急列車“和諧号”」 2017/08/22 深圳に住んでいる(=働いている)と、香港だけではなく、広東省の省都である広州にも仕事の用事で行くことが多い(遊び目的で行くことはまずない)。深圳から広州までは、高速バスや車で行く方法もあり、だいたい2時間くらいで着くが、 [...続きを読む]
移民都市・深圳をゆく その11「休日の観光は異国情緒たっぷりのマカオへ」 2017/07/19 かつてポルトガルの植民地だったマカオは、“カジノの街”としてよく知られている。また街中はヨーロッパとアジアが融合した異国情緒あふれる雰囲気で、ユネスコの世界文化遺産に登録されている観光スポットがあちこちにある。このマカオ [...続きを読む]
移民都市・深圳をゆく その10「週末は気軽に香港へお買い物」 2017/06/15 以前にも書いたが、深圳のすぐ南隣は香港である。深圳と香港の間はほどんとが海と川で隔てられており、陸続きではあるものの“国境”沿いには高いフェンスが連なっており、勝手に出入りできないようになっている。深圳と香港の間には“深 [...続きを読む]
移民都市・深圳をゆく その9「中国第4の大都市なのにたった一つしかない総合大学──深圳大学」 2017/03/06 中国各地の大きな都市には、それぞれいくつかの大学がある。ネットで調べたところ、首都の北京では北京大学や清華大学などの有名校も含めて、“大学”という名称がつく学校は全部で36校もある(これ以外に“大学”という名称はついて [...続きを読む]
移民都市・深圳をゆく その8「一気に路線が拡大した地下鉄」 2017/02/06 筆者が2005年から深圳に住み始めた頃、町中の交通手段はバスがメインだった。地下鉄の2路線が開通していたが、広い深圳の割に路線の距離が短く、地下鉄駅から目的地までの距離が離れていることも多かったため、結局は細かく停留所 [...続きを読む]