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“誤解、誤訳、誤報” 御免!「中国ニュース珍カシャ通信」:M女の緊縛SM写真に中国ネット民たち騒然

 今年夏ごろから、中国版ツイッターである微博に、若い女性のSM写真がアップされるようになり、中国のネット民たちが騒然としている。

 これは、中国東北部の遼寧省・大連市に住むカップルが撮影した緊縛や放置プレイを撮影したもののようで、男女それぞれのアカウントには、女性が荒縄で全身を縛られた写真や公園のような場所で正座させられている写真、ムチか何かで打たれたのか、青あざとカサブタのついたお尻の写真などがアップされている。

微博にアップされていた写真の数々(台湾のニュースサイト「東森新聞雲」より 以下同)

微博にアップされていた写真の数々(台湾のニュースサイト「東森新聞雲」より 以下同)

 二人ともそれぞれ2000人以上のフォロワーを獲得しているようだが、SM雑誌など存在しない中国、こういった写真を見慣れない人たちにとっては虐待にしか見えないようで、これは犯罪だ!とばかりに、公安当局に通報したお節介者まで出てくる始末。

 公安当局も通報された以上は調べなければならず、当事者を探しているところだという。だが、それもポーズだけで、おそらく本気で探したりはしないかもしれない。ネット上での監視が強化されている中国では、当局が本気で探そうとすれば、微博アカウントの使用者など、あっという間に判明するからだ。

161004-2 まあそれはともかく、中国のSM事情がどうなっているのかは不勉強もあって知らないのだが、果たしてあの国にMの人など存在するのだろうかと疑問に思ってしまう。もしかしたら一部の男性の中にはそういう趣味の人がいるかもしれないが、気が強い女性ばかりの中国、M女など想像ができない。

 もしかしたら今回のSM写真に中国のネット民たちが騒然としたのも、「我が国にMの女性などいたのか!?」という驚きが混じっていたから……というのは、うがち過ぎた見方だろうか。

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佐久間賢三
About 佐久間賢三 (31 Articles)
週刊誌や月刊誌の仕事をした後、中国で日本語フリーペーパーの編集者に。上海、広州、深圳、成都を転々とし、9年5か月にもおよぶ中国生活を経て帰国。早稲田企画に出戻る。以来、貧乏ヒマなしの自転車操業的ライター生活を送っている。