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vol.30「三菱自動車の燃費改ざん何を今さら」

 燃費データ改ざんで、三菱自動車は犯罪者扱いになった。とはいうが正確に燃費を公表しているメーカーが本当にあるのか?

 私はたまたま最近ホンダのエコカーに乗り換えたが、08モード走行で、1リットルで27キロ走ると新車カタログに出ていた。ところが高速でどう安全運転しても23キロがいいところ。街中ならば19キロ。一度としてこんな数字にはならない。なのにエコ運転表示は「満点」になる。

 すべてのドライバーはこういう怪しい数字は知っているが、普段は文句言わないだけ。はっきりいって、全メーカーがウソつき。程度が問題なだけだ。

 さて当のメーカーは、系列銀行などが「三菱は潰さない」と叫んだが、どうやら実質倒産で日産の子会社になった。しかし財閥系企業などは、江戸から明治の政商成りあがりで、国家とスクラム組んで育っただけ。海運業に始まり、造船、鉱業、鉄道、貿易、重電、不動産ときて、必然的に自動車産業になった。いつの時代も基幹産業。いわば国営企業である。だから潰して首切りしても、次にまた同じような顔した役員がやってくるだけ。本田宗一郎とか松下幸之助はいらないのだ。それが財閥系企業というもので、議員や役所と同じように消滅するわけがない。それに本来なら、改ざんデータを受け取った国交省の役人も同罪で、談合したからこうなった。これも官尊民卑で財閥は破たんして子会社になっても、さらに偉い官僚はどこ吹く風。

 ということで、諸悪の根源は役所も財閥系企業も同列で、総入れ替えさせたいと思うなら、安倍晋三のような政治家では絶対に無理で、せめてトランプのような野心家でも現れないと。でも日本人は皆嫌うのだ、ああいうのを。徳川15代のように、何もせずに「現状維持」が最高の政策だといつも思っている。問題はこの不景気でも、彼らは改ざんしてウソまでついて、現状維持したかった。老いぼれ企業なのに給料だけはいいから就職の人気は高いが、中身は空洞。今の日本経済と一緒である。まもなくすべて破たんするだろう。

 トランプなら、改ざん分のガソリン代を三菱に補てんさせるかな。私10年で20万キロ走行して、ガソリン2万リットルで200万円支払ったが、3割水増しなら60万円戻すとトランプがいうなら、誰もが彼を政治家にするね。(sp)

週刊誌グループ
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男性週刊誌、女性週刊誌、写真週刊誌など大手出版社編集部の契約記者として、第一線で取材執筆活動をおこなっているライター集団。政治、事件、皇室、芸能、実用、人物インタビューなど守備範囲は多岐にわたる。早稲田編集企画室の中核。