移民都市・深圳をゆく その7「経済特区初期に人々が移り住んできた古い街並み」 2017/01/05 前回は古くからある深圳の繁華街・東門を取り上げたが、今回はそこに隣接する、経済特区初期に深圳に移ってきた人々が住み始めた地域をご紹介する。経済特区として発展を始めたころの深圳人たちの生活環境はどのようなものだったのか、 [...続きを読む]
移民都市・深圳をゆく その6「古くて新しい、深圳最大の繁華街──東門」 2016/12/13 1980年に経済特区として誕生した深圳には「古い街並みというものがあまり存在しない」と前回書いたが、まったくないわけでもない。6700年前の新石器時代にはこの地域に人が住み始めており、紀元前3世紀前半の秦朝の時代にはこ [...続きを読む]
移民都市・深圳をゆく その5「一気に大都会に発展した街並み」 2016/11/07 経済特区に指定されてからわずか30年あまりで、人口3万人の漁村から中国第4の都市にまで発展した深圳。千年以上の歴史を持つ他の都市とは異なり、古い街並みというものがあまり存在せず、ほとんど何もないところにどんどん街を作っ [...続きを読む]
移民都市・深圳をゆく その4「“経済特区”深圳の生みの親──鄧小平」 2016/10/05 現在の深圳の発展を語るうえで、切っても切り離せない人物がいる。1970年代終わりから80年代終わりにかけて約10年もの間、最高指導者として中国に君臨していた鄧小平(トウ・ショウヘイ)である。鄧小平が1979年から推し進 [...続きを読む]
移民都市・深圳をゆく その3「香港と大陸側を車で渡る──口岸(後編)」 2015/12/22 深圳と香港の間に8つある「口岸」(イミグレ)のうち、前回は深圳の“メインエントランス”ともいえる羅湖口岸についてご紹介したが、後編の今回は車でも通過することのできる2つの口岸について取り上げようと思う。 グーグル・マッ [...続きを読む]
移民都市・深圳をゆく その2「香港と大陸側を結ぶ出入口──口岸(前編)」 2015/09/28 深圳と香港は川をはさんで陸地でつながっているものの、その間にある“国境”を自由に行き来することはできないということを前回書いた。そこで今回と次回の2回に分けて、通り抜けるにはパスポートや通行証が必要な、深圳と香港の間に [...続きを読む]
移民都市・深圳をゆく その1「香港への窓口として発展した都市」 2015/08/17 中国南部の広東省にある深圳は、北京・上海・広州に次ぐ中国第4の都市。とはいえ、都市としての歴史は浅く、1979年から始まった改革開放とともに制定された市である。今回から新たに、わずか30年ほどの間に爆発的な勢いで大きな [...続きを読む]
魔都上海を巡る その16(最終回)「今も残る租界時代の味──上海の洋食」 2015/07/13 前回、フランス租界のヨーロッパ的な文化や雰囲気は亡命ロシア人たちが創りあげていったと書いたが、上海編最終回の今回は、彼らが上海に残していった料理──上海の洋食──について書こうと思う。 日本の洋食は日本で独自に発展し [...続きを読む]
魔都上海を巡る その15「古ビルや兵どもが夢の跡──租界時代の建物たち」 2015/06/09 前回の最後に「(次は)最終回の前編」と書いたが、2回に分けて書くほどネタがないことが判明し(汗)、15回目を迎えた「魔都上海を巡る」は今回が最終回となる。 上海には、かつての租界時代に建てられた建物が今も数多く残って [...続きを読む]
魔都上海を巡る その14「上海郊外にあるお手軽観光地──朱家角」 2015/04/10 上海の中心部から西に50キロほど行ったところに、朱家角と呼ばれる水郷がある。中央を流れる川を中心に、家々の間を縫うように水路が張り巡らされた集落だ。 この朱家角は、三国志の時代(3世紀ごろ)にはすでに集落ができており [...続きを読む]