移民都市・深圳をゆく その4「“経済特区”深圳の生みの親──鄧小平」 2016/10/05 現在の深圳の発展を語るうえで、切っても切り離せない人物がいる。1970年代終わりから80年代終わりにかけて約10年もの間、最高指導者として中国に君臨していた鄧小平(トウ・ショウヘイ)である。鄧小平が1979年から推し進 [...続きを読む]
移民都市・深圳をゆく その3「香港と大陸側を車で渡る──口岸(後編)」 2015/12/22 深圳と香港の間に8つある「口岸」(イミグレ)のうち、前回は深圳の“メインエントランス”ともいえる羅湖口岸についてご紹介したが、後編の今回は車でも通過することのできる2つの口岸について取り上げようと思う。 グーグル・マッ [...続きを読む]
移民都市・深圳をゆく その2「香港と大陸側を結ぶ出入口──口岸(前編)」 2015/09/28 深圳と香港は川をはさんで陸地でつながっているものの、その間にある“国境”を自由に行き来することはできないということを前回書いた。そこで今回と次回の2回に分けて、通り抜けるにはパスポートや通行証が必要な、深圳と香港の間に [...続きを読む]
移民都市・深圳をゆく その1「香港への窓口として発展した都市」 2015/08/17 中国南部の広東省にある深圳は、北京・上海・広州に次ぐ中国第4の都市。とはいえ、都市としての歴史は浅く、1979年から始まった改革開放とともに制定された市である。今回から新たに、わずか30年ほどの間に爆発的な勢いで大きな [...続きを読む]
魔都上海を巡る その16(最終回)「今も残る租界時代の味──上海の洋食」 2015/07/13 前回、フランス租界のヨーロッパ的な文化や雰囲気は亡命ロシア人たちが創りあげていったと書いたが、上海編最終回の今回は、彼らが上海に残していった料理──上海の洋食──について書こうと思う。 日本の洋食は日本で独自に発展し [...続きを読む]
魔都上海を巡る その15「古ビルや兵どもが夢の跡──租界時代の建物たち」 2015/06/09 前回の最後に「(次は)最終回の前編」と書いたが、2回に分けて書くほどネタがないことが判明し(汗)、15回目を迎えた「魔都上海を巡る」は今回が最終回となる。 上海には、かつての租界時代に建てられた建物が今も数多く残って [...続きを読む]
魔都上海を巡る その14「上海郊外にあるお手軽観光地──朱家角」 2015/04/10 上海の中心部から西に50キロほど行ったところに、朱家角と呼ばれる水郷がある。中央を流れる川を中心に、家々の間を縫うように水路が張り巡らされた集落だ。 この朱家角は、三国志の時代(3世紀ごろ)にはすでに集落ができており [...続きを読む]
魔都上海を巡る その13「上海の外国人たちが夜な夜な集まるバーストリート──永康路」 2015/03/18 3月17日はセント・パトリックス・デー(聖パトリックの日)。さまざまな西洋行事がカレンダーの中に入ってきている日本でさえ、まだ認知度はそれほど高くないが、アイルランド最大のお祭りである。アイルランドだけではなく、国内に [...続きを読む]
魔都上海を巡る その12「これぞ上海のなかの上海──上海老城廂」 2015/02/25 前回の予告で、今回は「上海近郊にある水郷のなかでも一番有名な観光地である朱家角をご紹介する」と書いた。しかし予定を変えて、今回は上海の中心部で一番古いエリア「上海老城廂」をご紹介する。 中国の検索サイト「百度」の地図上 [...続きを読む]
魔都上海を巡る その11「日本経済にも大きな影響を与える春節」 2015/02/09 今ではすっかり「春節」という名称が定着した「旧正月」。旧暦ではまだ新年になっていないので、今年といっていいのか来年というべきなのかよく分からないが、2015年の春節は2月19日(木)が初日。あと1週間ちょっとだ。春節は [...続きを読む]