vol.28「箱根の優勝で青学の原晋監督が言い出した『大阪の大学にも参加させよう』」 2016/01/10 この数年来の正月は箱根駅伝ブーム。学生長距離ランナーにとっては、箱根こそが「聖地」。メンバーに選ばれるのが学生時代の思い出であり、人生の金メダルでもある。それに視聴者にすれば、駅伝という団体競技は、組織重視の日本社会の [...続きを読む]
風戸裕の短すぎた生涯[31]第9章 「裕、あと一息でF1」② 2016/01/07 私は裕のシェブロンNo.2の決定を大きな驚きで聞いた。 【登場人物】 風戸 裕=フジで事故死したレーサー。 風戸健二=その父。日本電子創業社長。 F2の成績しか知らず、現地の雰囲気や途中のいきさつを知らず、なぜ成功し [...続きを読む]
精神障害の当事者による、当事者のための情報発信の場「やどかり情報館」 2016/01/04 ごく当たり前の生活を求めて──。 それが、1970(昭和45)年に活動が始まった精神障害者のための公益社団法人「やどかりの里」の、最も基本的な活動理念だ。 精神障害者が病院に収容され、一度入院すると一生を病棟の中で暮 [...続きを読む]
「ハゲは医者に頼らず我流で治せ」毛活の記録④ 2016/01/03 呑むだけでフサフサ!? “毛生え”酒に酔う 10月中旬ころからフィンペシアとノキシジル・フォルテの服用をやめて2カ月以上が過ぎた。現在、使っているのはBAKUシャンプープレミアムだけだ。 きっかけは、10月末に控えて [...続きを読む]
風戸裕の短すぎた生涯[30]第9章 「裕、あと一息でF1」① 2015/12/27 猪瀬良一は’73年シーズン半ばに裕に起こった「事件」をおぼえている。 【登場人物】 風戸 裕=フジで事故死したレーサー。 風戸健二=その父。日本電子創業社長。 当時のブラバムのF1チームオーナー、バーニー・エクレスト [...続きを読む]
移民都市・深圳をゆく その3「香港と大陸側を車で渡る──口岸(後編)」 2015/12/22 深圳と香港の間に8つある「口岸」(イミグレ)のうち、前回は深圳の“メインエントランス”ともいえる羅湖口岸についてご紹介したが、後編の今回は車でも通過することのできる2つの口岸について取り上げようと思う。 グーグル・マッ [...続きを読む]
風戸裕の短すぎた生涯[29]第8章 「電顕輸出に成功 世界シェア30%」③ 2015/12/18 いつか司令官になっていた風戸の海外出張は日本電子が上場した’62年、昭和37年から始まった。すでに海外支社はアメリカ、ヨーロッパ、ソ連にできており、やがて出張は年6回に及んだ。支社の設立目的は市場開拓、売り込み強化、代 [...続きを読む]
クレイマー的軽薄見聞録vol.4:反戦・反原発ジジイ編「残酷な写真は子どもに見せないほうがいいのか?『 被爆70年 東京原爆展 〜つたえ広げようナガサキ・ヒロシマ〜』を見て」 2015/12/16 入り口に平山郁夫(故)の描いた大作「広島生変図」があった。 さすがの存在感だが、インパクトが強いのは被爆直後の広島・長崎のモノクローム写真パネルだ。一発の原子爆弾で一瞬のうちに焼失した長崎、広島の町並み。焦土にぽつん [...続きを読む]
風戸裕の短すぎた生涯[28]第8章 「電顕輸出に成功 世界シェア30%」② 2015/12/09 1955年(昭30)5月、高橋はやっとトリヤを日本へ連れてくることができた。 【登場人物】 風戸 裕=フジで事故死したレーサー。 風戸健二=その父。日本電子創業社長。 トリヤ教授は多忙なスケジュールを精力的にこなし、 [...続きを読む]
クレイマー的軽薄見聞録Vol.3「カゴメ野菜ジュース」の異常膨張:結果編──3倍もの商品が届いた。クレイマーは儲かる!? 2015/12/07 お客さま相談センターに電話した翌日、大和運輸が「ふぐ」みたいに胴体の膨らんだ野菜ジュース紙パックを、引き取りに自宅へ来た。 そして、1週間もたたないうちに、携帯に調査結果報告の電話が入った。 要旨は、こんな内容だ。 [...続きを読む]